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LINE通知メッセージを安心して活用するためのセキュリティガイド

LINE通知メッセージは、LINE公式アカウントを友だち追加していないユーザーにも、配送予定や予約確認、公共料金に関する案内など、重要なお知らせを届けられるサービスです。
便利な一方で、導入時に気になるのが電話番号や個人情報の扱いです。
「LINE通知メッセージでは電話番号をどのように扱っているのか」「企業側ではどのような点に注意すればよいのか」など、セキュリティ面を確認しておきたい担当者も多いと思います。
この記事では、コミュニケーションプラットフォーム「UZ APPS(ユーズィーアップス)」を提供するフォーグローブが、LINE通知メッセージにおける電話番号の扱いやセキュリティの仕組み、企業側で押さえておきたいポイントを紹介します。

LINE通知メッセージでは電話番号をどう扱う?

LINE通知メッセージは、企業が保有する電話番号とLINEアカウントに登録されている電話番号を照合し、該当するユーザーへメッセージを届ける仕組みです。
ただし、APIでメッセージを送信する際に、電話番号をそのまま送信先として指定するわけではありません。電話番号を国際的な電話番号形式である「E.164形式」に変換し、さらにSHA256という方式でハッシュ化した文字列を送信先として指定します。

「ハッシュ化」とは?

ハッシュ化とは、元のデータを一定の計算方法によって、別の文字列へ変換する処理です。
暗号化は、正しい鍵を使って元のデータへ戻す「復号」を前提としていますが、ハッシュ化は基本的に元のデータへ戻すことを目的としていません。
このように、元の電話番号をそのまま利用せず、ハッシュ化した値で照合することがセキュリティ対策のひとつとなっています。

LINEヤフー側では電話番号に関する情報をどう扱う?

企業側でハッシュ化された電話番号は、LINEヤフー側でLINEアカウントとの宛先照合に利用されます。
LINE Developersの公式ドキュメントでは、LINEヤフーが受領した情報はメッセージ送信の宛先照合のためにのみ利用し、照合後は速やかに破棄するとされています。
また、企業がLINEユーザーの電話番号一覧を取得したり、LINEヤフーから新たな電話番号情報を受け取ったりする仕組みではありません。
「電話番号を使ってLINEへ通知する」と聞くと、企業とLINEヤフーの間で顧客の電話番号そのものをやり取りするイメージを持つかもしれませんが、実際にはハッシュ化した値による照合を介して通知が行われています。

電話番号が一致すれば必ずメッセージが届くわけではない

企業が保有する電話番号とLINEアカウントの電話番号が一致していても、それだけでLINE通知メッセージが送信されるわけではありません。
LINE通知メッセージを受信するには、受信に同意していることや、LINEに登録されている電話番号が有効であること、送信元のLINE公式アカウントをブロックしていないことなど、いくつかの条件があります。
また、原則として180日に1回、SMSによる電話番号認証が必要です。これにより、現在その電話番号を利用しているユーザーとLINEアカウントとの紐づきを継続的に確認しています。
つまりLINE通知メッセージは、企業が電話番号を持っていれば、誰にでも自由にLINEを送れるサービスではありません。
送信できる内容についても、ユーザーにとって有用かつ適切な情報に限られており、営利目的・広告目的のメッセージには利用できません。

個人情報を含む通知で気をつけたいこと

LINE通知メッセージを活用する際には、「誰に通知するか」だけでなく、通知の中でどこまで情報を見せるかも大切です。
個人情報などを含む通知内容の確認や、その後の手続きを行う場合には、SMSによる本人確認が必要になるケースがあります。
たとえば、LINE上では「重要なお知らせがあります」と通知し、契約情報や料金などの詳細は本人確認後にWebページで確認してもらう、といった設計が考えられます。
ユーザー固有の情報を扱う場合には、LINEへの通知だけで完結させず、通知後の導線まで含めて考えておきたいところです。

LINE通知メッセージを利用する企業側で気をつけたいこと

LINE通知メッセージ自体には、電話番号のハッシュ化や受信条件など、セキュリティに配慮した仕組みがあります。一方、企業が保有する元の電話番号の管理は企業側で行う必要があります。
顧客の電話番号をどのように保管しているか、誰がアクセスできるか、LINE通知メッセージを送信するシステムとどのように連携するかなども確認しておきたいポイントです。
特にCRMや基幹システムと連携する場合には、LINE側だけを見るのではなく、顧客データがどのような経路で利用されるのかを全体で把握することが重要です。


LINE通知メッセージを安心して活用するために

LINE通知メッセージは、企業側でも顧客データの管理や通知後の導線まで適切に設計することで、より安心して活用できます。
フォーグローブでは「UZ APPS」を通じて、LINE通知メッセージの導入から既存システムとの連携、通知設計まで、企業の運用に合わせたLINE活用を支援しています。
また、LINEだけでは通知が届かないケースに備え、SMSを組み合わせた通知設計も可能です。
LINE通知メッセージの導入や既存システムとの連携について詳しく知りたい方は、フォーグローブまでお問い合わせください。

関連記事

LINE×SMSによる確実な通知配信とは?
https://uz-apps.io/blogs/line-sms-fallback

参考

LINE Developers「LINE通知メッセージAPIの技術仕様」
https://developers.line.biz/ja/docs/partner-docs/line-notification-messages/technical-specs/

LINE Developers「LINE通知メッセージを受信するまでのフロー」
https://developers.line.biz/ja/docs/partner-docs/line-notification-messages/overview/

LINEみんなの使い方ガイド「LINE通知メッセージを受信する方法」
https://guide.line.me/ja/services/notification-message.html

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